METAFONT & MetaPost で楽々お絵かき

【ファイル名】mfmp_oe.lzh　【解凍方法】 LHA(LHUT32)書庫　【種 別】フリーウェア

ソフト紹介

今はなき @nifty の FTEX フォーラム 7番会議室 で連載していた「METAFONT & MetaPost でお絵かき」の総集編です。

この連載は，METAFONT や MetaPost --- いわゆる Meta 言語 --- の使い方を， 豊富な実例とともに解説していこうという主旨で行われており，内容も実践的なものが中心になっています。

FTEX での連載に対して，以下の点について加筆修正をしました。

• 第1部 導入編 を追加しました。
  連載時は，拙作 MePoTeX のユーザー対象ということで， METAFONT や MetaPost の起動方法や基礎中の基礎の文法は周知のものとして解説を省いていましたが， 総集編では(Windows上での)起動方法や，MePoTeX マニュアルに載せた「文法の基礎」も収録しました。
• そのため，連載の 第1部-->第2部，第2部-->第3部 と番号が繰り上がっています。
• 連載時 A4 版だったものを B5 版に変更しました。また，専用クラスファイルも用意しました。
• 内容を吟味し直し，あやふやなところを修正し，図も数箇所修正しました。 また，記事の配列を内容によって再配置して，いくつか新設の記事も追加しました。

(注) この小冊子を読むには，拙作 MetaPost in TeX ( 通称 MePoTeX ) の ver 2.50 以降が必要です。 ただし，MetaPost in TeX ver 3.00 にはバグがありまして，この小冊子をタイプセットしようとするとエラーがでます。 ver 2.50 か ver 3.01 以降をご利用下さい。
なお，MetaPost in TeX ver 3.04 は筆者のホームページ(つまりここ) からダウンロードできます。

ファイル構成

• README.TXT

  まずはこれをお読み下さい。

• MFMPoekk.tex

  「総集編」本体です。

• meta_oe.cls

  「総集編」専用クラスファイルです。

• partone.tex

  「総集編」第1部。

• parttwo.tex

  「総集編」第2部。

• partthr.tex

  「総集編」第3部。

• partfur.tex

  「総集編」第4部。

• hyosi.tex

  表紙です。

• backgrnd.tex

  扉背景用画像定義ファイルです。

• test.mf

  METAFONT ソースのサンプル(第1部 第4講参照)です。

• test.mp

  MetaPost ソースのサンプル(第1部 第5講参照)です。

• test.tex

  MePoTeX を使った TeX ソースのサンプル(第1部 第6講参照)です。

• sample.tex

  MePoTeX を使った TeX ソースのサンプル(第4部 第4講参照)です。

使い方

ファイルを展開して得られる上記のファイルを同一のディレクトリに解凍して， MFMPoekk.tex を pLaTeX2e でタイプセットしてください。 (meta_oe.cls , partone.tex , parttwo.tex , partthr.tex , partfur.tex , hyosi.tex , backgrnd.tex は自動的に読み込まれます。)

目次付きですので，3回はタイプセットしてください。なお，おびただしい「画像」ファイルを生成しますので， 解凍するディレクトリは新しく作ることをおすすめします。

(注) 「画像貼り付け」はデバイス依存です。 とりあえず dviout 用にオプションを設定していますが，dvips(k) などをご使用の方は MFMPoekk.tex を開いて， ファイル内のコメントにしたがって修正 (ほんの数カ所です) してからタイプセットしてください。
あと，dvipdfm(x) で PDF 化すると，一部のページがうまく表示されません。 PDF 化するときは(製品版のAcrobatをもっているなら)

dvipsk ==> Acrobat Distiller

がいいでしょう。

《蛇足》表紙は B5 紙面をいっぱいまで使っていますので，通常のプリンタで B5 用紙に印刷すると縁が抜けてしまいます。 これがいやな場合は，tombow オプションを付けてタイプセットし直して，表紙だけ A4 用紙か B4 用紙に印刷し， トンボにしたがって紙をカットして下さい。
(注)「tombow オプションを付けてタイプセット」とは MFMPoekk.tex の先頭の \documentclass{meta_oe} を \documentclass[tombow]{meta_oe} に変えてタイプセットすることです。

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